2023年10月21日
最後だとわかっていたら
10月の初めごろ。携帯への電話。
「今年のクリスマスコンサート、
土曜日になってごめんなさいね。
仕事だもんね、出られないもんね」
「あ・・・はい、すみません、申し訳ありません、
出たいのですが、残念です」
「いいよ、いいよ、ごめんね、また、今度ね」
「はい、こちらこそすみません、また、よろしくお願いいたします」
これが、ウサミさんとの最期の会話になった。
”これが最後だとわかっていたら”
そんなタイトルの本をおもいだした。
最期まで、細やかな気遣いをするひとだった。
病床にいながら、
まともに音も出ない、ポジションも怪しいポンコツのことまで気遣い、
言葉をかける。
どこまでも優しい、おもいやりのあるひとだった。
「自分がやりたいことをやるのがいちばんの幸せ」
そういって、
ワタシがピアノからトロンボーンに移るのを認めてくれた。
恩を返せないまま、次の世界に行ってしまわれた。
楽しもうとおもう。
バンドを、トロンボーンを、ピアノを、音楽を。。。
ウサミさんのように、
人生をかけて、一生懸命に楽しもうとおもう。
そして、それがせめてもの、恩返しになればいいなとおもう。
「今年のクリスマスコンサート、
土曜日になってごめんなさいね。
仕事だもんね、出られないもんね」
「あ・・・はい、すみません、申し訳ありません、
出たいのですが、残念です」
「いいよ、いいよ、ごめんね、また、今度ね」
「はい、こちらこそすみません、また、よろしくお願いいたします」
これが、ウサミさんとの最期の会話になった。
”これが最後だとわかっていたら”
そんなタイトルの本をおもいだした。
最期まで、細やかな気遣いをするひとだった。
病床にいながら、
まともに音も出ない、ポジションも怪しいポンコツのことまで気遣い、
言葉をかける。
どこまでも優しい、おもいやりのあるひとだった。
「自分がやりたいことをやるのがいちばんの幸せ」
そういって、
ワタシがピアノからトロンボーンに移るのを認めてくれた。
恩を返せないまま、次の世界に行ってしまわれた。
楽しもうとおもう。
バンドを、トロンボーンを、ピアノを、音楽を。。。
ウサミさんのように、
人生をかけて、一生懸命に楽しもうとおもう。
そして、それがせめてもの、恩返しになればいいなとおもう。
Posted by satonue at 18:24│Comments(0)
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